【ダブル】ガルーラスタン【つくオフ使用構築】
2/21に開催されたつくポケさんのつくオフに行ってきました
色々と大変なことが起こりましたが、結果的には準優勝することができました
つくポケの皆さんありがとうございました!
オフレポはまた別途で書きます
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガルーラ | 恩返し | グロウパンチ | 不意打ち | 守る | ガルーラナイト | 肝っ玉 |
モロバレル | エナジーボール | 怒りの粉 | 茸の胞子 | 守る | ゴツゴツメット | 再生力 |
サンダー | 10万ボルト | めざ氷 | 追い風 | 羽休め | オボンの実 | 借り物 |
ランドロス | 地震 | ストーンエッジ | 馬鹿力 | 蜻蛉 | 拘りスカーフ | 霊獣 |
サザンドラ | 流星群 | 悪の波動 | 大地の力 | 追い風 | 命の珠 | |
ギルガルド | アイアンヘッド | シャドーボール | 聖なる剣 | 影うち | 気合の襷 |
面子はレートでよく見るような普通のガルーラスタンです。
構築の軸は、XY終期から使ってきた後発グロウパンチガルーラ+モロバレルになります。
ORASになって更に増えた追い風軸への切り返しとして追い風ギミックを採用
また、ゲッコウガや捨身耐え眼鏡ニンフィア、メガボーマンダ等の新ポケモンを考えて変更を加えていったものになります。
また、グロウパンチが刺さっている相手の場合にのみガルーラを選出し、その他の場合はサンダーで粘りつつスタンらしく削り合いでの勝利を狙います。
XY終期に比べると、やはりグロウパンチガルーラ自体の数は少なくメタは薄いのですが、
モロバレルを一撃で処理できる上にメガガルーラに強く+2不意打ちで倒せないボーマンダ、ゲッコウガ等のポケモンが登場したことによって
以前よりガルーラバレルでの勝ち筋は狙えなくなったように感じます
しかし、相手によっては尋常じゃない刺さり方をする上に
サンダー軸の追い風構築の穴である高耐久で粘る構築やトリパに強いため
ガルーラは追い風軸で一般的な捨身冷凍パンチの型に変更することなく、選出率を少し控えめにすることで解決しました。
グロウパンチを積んだ後に二体目の追い風要因でSを逆転させて恩返しを一貫させたり、
追い風中に明らかに両守るが見えてる時に味方グロパンが打てたりと
一応シナジーのようなものはありました。
以下個別解説
ガルーラ@ガルーラナイト
陽気
4-244-4-*-4-252
181-146-101-*-101-156
→181-176-121-*-121-167
グロウパンチガルーラです。
パーティー唯一のメガ枠ではありますが、選出率はそこまで高くありません
基本的には相手の初手の高速アタッカーやメガガルーラを縛るポケモン、威嚇等を処理した後に死に出しして
グロウパンチを積んで殴るといった形で運用します。
現在環境にいるガルーラはほとんどが猫or守る、捨身、冷凍パンチ、けたぐりであるがために
グロウパンチというのは相手にとって第一の択になり辛く
XY終期と同じように簡単に積むことができました。
しかし、前述したように、ガルーラバレルの並びではグロウパンチを無理やり積んだとしても勝つことの難しいポケモンや並びがORASでは増えていたために
この二体をセットとして考えることは少なかったように感じます。
配分は特に考えることもなく最速AS
一応メガガルーラは4ずつ振り分けると大きくダメージが動くのでそこだけ振っています
モロバレル@ゴツゴツメット
呑気
252-*-236-0-20-0
221-*-132-105-103-31
至って普通のモロバレルです
苦手な相手も増えましたが、未だに刺さる相手には刺さり、
追い風軸の苦手なトリルをある程度誤魔化すこともできるので継続して採用しました。
ロトムやランドロス、ニョロトノ等へのダメージを稼ぎたかったためにギガドレではなく
エナボを採用しました。
配分は等倍で受けることの多い物理を意識したHB、トリルを意識して最遅です。
サンダー@オボン
(借り物のため詳細は割愛)
羽休めは追い風を起動した後に起動までに受けたダメージを回復しつつ、二度目の追い風に繋いだり場合によっては詰ませたり
配分はDサザン眼鏡流星耐えで残りをBに重くSに軽く振った感じです
無振りでもある程度火力が出るのが偉いですね
ランドロス@拘りスカーフ
意地
212-60-4-*-4-228
191-190-111-*-101-140
(実値は非理想個体のため少し落ちます)
ストーンエッジは雪崩だと耐えられてしまうことの多いリザードンや、環境に増えてきた耐久に厚いボルトサンダーへの打点として採用しました
配分は威嚇込みで鉢巻アローのブレバ2発耐え、臆病サザンドラクラスのめざ氷耐えでドーブル抜き残りA
耐久に厚くすることで不意のスカーフめざ氷に強くなったり後出しが容易になったり
何よりここまで振って初めてアローに強いポケモンであると考えています。
サザンドラ@命の珠
控えめ
4-*-4-244-4-252
168-*-111-193-111-150
最初はBに厚めな耐久振り眼鏡の個体を使用していましたが、追い風要因がサンダー一体では不安なことと打ち分けの必要性
何より相手のけたぐり馬鹿力を受ける際にランドロスを投げることが多く
結果として追い風を持たせた命の珠個体を採用しました。
珠個体でありながら守るを切ることになりましたが、それまで眼鏡個体を採用していたこともあってすんなり受け入れられました。
火炎放射でなく大地の力なのは、かなり一貫している炎と岩に打点を持つことと
雨クチートやヒードランの方がハッサムナットレイより遭遇率が高いと考えたからです。
配分は特にひねらずCS
耐久無振りでも威嚇を入れればけたぐりや馬鹿力は耐えられます。
ギルガルド@気合の襷
せっかち
0-252-0-4-0-252
135-102-153-71-170-123
→135-202-63-171-70-123
XY最終構築ではゲンガーだった"ニンフィアに打点を持ててガルーラに強い初手要因"です。
Sラインが不確定なニンフィアに先制するために最速をとり、Aに振ってアイアンヘッドを持たせることで
安定してニンフィアに勝てるようにしています。
また、キリキザンギルガルド対面ではキリキザンが叩き落とす安定になってしまい
引けば後続に大きな負担がかかり、居座れば倒されてしまう非常に不利な状況になってしまいます。
こういった事態を防ぐために聖なる剣を持たせました。
実は重かったバンギラスもある程度誤魔化せて広い範囲を見ることができ、使いどころは多々ありました。
また、襷ガルドによく見られるワイドガードでなく影うちなのは
PT内の先制技が不意打ちのみであることと、全体的に中速気味で固まっているため
少し早めの追い風構築や、襷低耐久ポケモンが非常に重く感じられたために先制技が必要でした。
ワイドガードを切ったことでワイガでサンダーを雪崩から守りながら追い風をすることはできなくなりましたが、それを上回る強さを見せてくれた技だと思います。
配分はアイへで捨身耐えニンフを倒すためにAぶっぱ
シールドフォルムで等倍で受けることの多い特殊技を意識してB下降補正にしました
予選3-2 同着2位オポネントによって抜け
決勝3-1
準優勝
つくオフお疲れ様でした!